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生理前はなぜお腹が張るの?

生理前にお腹が張ったような感覚になる人は多いのではないでしょうか。この記事では、生理前にはなぜお腹が張るのか、そしてお腹の張りを予防・解消するためにすべきことをご紹介しています。



目次

・原因

・お腹の張りの予防・解消法

・まとめ


原因

生理前にお腹が張る原因は主に2つあります。

①ホルモンの影響

生理前には、黄体ホルモンとも呼ばれるプロゲステロンの分泌量が増加します。プロゲステロンには腸の動きを停滞させる働きがあるため、生理前にはいつもよりも腸の動きが悪くなってしまうのです。その結果腸がむくみやすくなり、便秘やガスだまりを引き起こします。


②子宮の膨張



生理前は子宮内膜が一番膨張している時期です。子宮内膜は生理に向けて水分や養分を蓄えて分厚くなります。その際にいつもより膨らんだ子宮が腸を圧迫するので、お腹が張ったり便秘になったり、いつもよりもお腹がポッコリしたりするのです。


お腹の張りの予防・解消法

①腸内環境の改善

生理前はただでさえ腸の動きが滞りやすい時期です。元々の腸内環境を出来る限り整えて、常に良い腸内環境を維持することが、生理前でも調子を乱されない健康な腸を作ります。

そのために普段から、発酵食品やオリゴ糖・食物繊維を多く含む食材を食べるようにしましょう。



発酵食品には、納豆・味噌・漬物・キムチ・ヨーグルト・チーズなどがあります。また、オリゴ糖は豆乳・バナナ・ゴボウ・玉ねぎ・キャベツ・ハチミツなどに多く含まれます。ゴボウや玉ねぎ、キャベツなどは食物繊維も多く含んでいるので、一石二鳥です。


②お腹を温める

お腹を温めることで胃腸の動きが改善し、便秘やガスだまりの解消に繋がります。入浴やカイロなどで外から温めるのはもちろんですが、内からも温めるようにするとなお良いでしょう。アイスなどの冷たいものを控えめにして、温かい食べ物・飲み物を摂るように意識しましょう。オリゴ糖を多く含む豆乳を温めて飲めば、同時に腸内環境改善も期待できます。


③しっかり睡眠をとる

睡眠不足は自律神経のバランスを乱し、腸の動きを悪くする原因となります。睡眠時間を十分に確保する事が大切です。また、睡眠の量だけでなく質も重要です。寝る前の2時間はスマホやパソコンを見ないようにして、お酒も控えましょう。さらに温かい飲み物を飲むなどしてリラックスし、副交感神経を高めることで、睡眠の質が改善します。


④マッサージ


上を向いて横になり、お腹を中央部分から「の」の字を書くようにして優しく押します。腸の流れに合わせて押していくイメージでマッサージしましょう。硬くなっている部分があれば、そこは便やガスが溜まっている場所です。強く押しすぎない程度の力で、その部分をもみほぐしましょう。


まとめ

生理前は一番お腹が張りやすい時期です。上の予防・対処法を実践して、少しでもお腹の苦しさを和らげましょう。生理前に限らずお腹の張りがしばらく続く場合は、原因が生理ではないかも知れません。その時は、迷わず医師に相談してみてくださいね。

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