
生理中には激しい運動をするよりも自分の体をいたわることがおすすめです。ストレッチやヨガ、軽いランニングなど体に負荷をかけ過ぎない運動を行うようにしましょう。また、生理痛がひどいときには運動はお休みしましょう。
1,ストレッチ
ストレッチは自宅で簡単にできるため、生理中の運動にとてもおススメです。多少の痛みがあるときにも動ける範囲でストレッチをすると血行促進につながり、生理痛が改善することもあります。ご紹介するストレッチを試してみてください!
バタフライのポーズ
①床に座った状態で足裏をあわせる
②息を吐きながら股関節から倒れるように体を丸める
③ゆっくり息を吐きながら体を戻す
2,ヨガ
ヨガは全身のストレッチ効果があります。ストレッチではもの足りない、あまり生理痛の痛みがない人にはヨガがおすすめです。
しかしヨガはストレッチと比べるとハードな運動ですので、体調を崩しやすい生理中に新たな趣味として始めるのはお勧めしません。生理後に試してみて自分に合っていたら次の生理のときに取り組むようにしましょう。
また、ホットヨガなどのハードなヨガは、体への負担が大きく体調を崩しやすい生理中には避ける方がよいでしょう。
この記事では生理中にも簡単に取り組める簡単なポーズをお勧めします。
木のポーズ
①両足をそろえて骨盤を立てた状態で立つ
②体重を右足に乗せ、左足の膝を少し曲げてかかとを床から離す
③左ひざを外に広げて、左足の裏を右足のふくらはぎか足の付け根まで無理のない高さへ上げる。
④バランスの取れる場所を見つけたら、胸の前で合掌し、深呼吸を行う。慣れてきたら、手を上に持ち上げる
⑤反対側も行う
3,筋トレ
穏やかな運動がおすすめとはいえ、日常的に運動習慣がある人や、ダイエット中の人などは簡単な筋トレを行うことがよいでしょう。生理中にもおすすめの筋トレを紹介します。
プランク
代表的な自重トレーニングのひとつで、骨盤の位置を安定させることができます。
①両肘と両膝を床につける。
②両膝をまっすぐ伸ばし、つま先で支える。
③30秒から1分キープする。
膝立ちスクワット
①両膝を併せて膝立ちする。腕は方の高さまで上げる。
②息を吸いながら腰をかかとのぎりぎりまでおろす。
③息を吐きながらおしりをしめるイメージで体を持ち上げる。
どの運動でも痛みを感じたり、めまいや立ちくらみなどの貧血症状を感じたらすぐに休むようにしましょう。
運動の経血漏れをどう防ぐ?
また、運動中の経血漏れが気になる方も多くいるはずです。
ナプキンを使うときには、ずれないように羽付きのものを使用する、ごわつきを気にしないためにスリムタイプを使うなどの対策が有効です。
また万が一漏れてしまったときのために黒や紺などの暗い色の下着や洋服を着用したり、吸水ショーツを使ってみましょう。
またタンポンを使うこともおすすめです。タンポンは膣内に直接挿入するグッズで、ナプキンよりも経血が漏れにくいです。
さまざまなグッズを使って生理中にも簡単な運動をしてみましょう。