top of page

妊活中の月経期のホルモン


見出し

・月経期の女性ホルモン

・妊活中の生理…リフレッシュ方法を知ろう

月経期の女性ホルモン

月経期の直前にプロゲステロンという女性ホルモンが急激に低下します。プロゲステロンは、卵胞期の半ば頃から分泌され始めています。黄体期になるとその分泌量がエストロゲンを上回るのです。黄体期はプロゲステロンが優位になっていますが、月経期を迎えるとその分泌量が急激に低下します。


月経期はプロゲステロンの分泌量が低下するため、以下のような不調が現れることが多いです。

・月経痛

・眠気

・倦怠感


妊活中の生理…リフレッシュ方法を知ろう

体調が悪くなったり、精神的に辛くなったり、ただでさえ生理が始まると気持ちが沈みやすいですが、妊活中に生理がくると気持ちの沈み具合はなおさら強くなると思います。

それもそのはずです。妊娠を望んで過ごした時間が生理によってリセットされてしまうのですから。

妊活中の女性は、生理がきてしまった時に我が子を失った母親と全く同じ喪失感を味わうといわれています。落ち込み、悲しみ、涙が止まらなくなるのは、決してヒステリックな状態になっているのではありません。大袈裟なことではなく、当然のことと捉えて大丈夫です。

気持ちを切り替えるためのリフレッシュ方法は人それぞれだと思いますが、floraから2つの方法を提案いたします。


①我慢せずとことん泣こう

涙は、コルチゾールとよばれるストレス成分を低下させる働きをします。コルチゾールとは、ストレスホルモンと呼ばれており、心身の健康に悪い影響を与えます。つまり、涙をながすことはストレスホルモンを体外に排出させるデトックス効果があるのです。

また、体にはそのエネルギー作りをする「マンガン」という成分が存在します。体内のマンガンのレベルが上昇すると、怒りっぽくなったり、不安になりやすくなったりします。これが一定量を超えて蓄積されていくと、うつ病を発症する恐れがあるともいわれています。マンガンも、コルチゾールと同様に涙を流すことで体外に排出することができます。

妊活中にうつ病を発症してしまう方は多くいらっしゃいます。我慢をせず、気持ちに正直に泣くことがその予防になるかもしれませんね。

また、パートナーの方は「泣かなくていいよ、大丈夫」と慰めようとするのではなく、落ち込んで悲しんで泣く環境を整えてあげることが女性への優しさとなります。


②1ヶ月頑張った自分を褒めてあげよう

妊娠のために生活に気を使って過ごしてきた方は多いはずです。生理がきてしまった…そんな自分を責めるのではなく、「生理はきてしまったけど、この1ヶ月よく頑張ったね自分!お疲れ様」と自分をいたわってあげましょう。

生理がきてしまったときのリフレッシュのために、事前にパートナーと話し合ってご褒美を用意しておくと良いかもしれません。

例えば、①ケーキ②お寿司③焼肉と選択肢を事前に作っておき、生理がきたら「今回は①のケーキにする!」と女性が楽しく選べると、少しは前向きな気持ちがうまれ、また次の1ヶ月頑張ろうと思えるかもしれません。

bottom of page