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妊活中の排卵期のホルモン

  • 執筆者の写真: 日茉利 厩橋
    日茉利 厩橋
  • 2022年11月28日
  • 読了時間: 3分

更新日:2023年3月5日


見出し

・排卵期の女性ホルモン

・エストロゲンの働きを最大化させよう

排卵期の女性ホルモン

排卵期はエストロゲンの分泌量がピークとなる時期となります。エストロゲンは、健康と美容に貢献する女性ホルモンです。健康の面では、乳房や生殖器の発達、子宮内膜の増殖、月経、妊娠、丸みを帯びた女性らしい体つきなど生殖器官の発育と維持に作用します。また、メンタルを安定させる作用もあるため、エストロゲンの分泌が増える卵胞期はポジティブに物事を捉えられることが多くなるはずです。美容の面では、肌の潤いやハリをもたらす作用があります。代謝を上昇させる作用から水分や老廃物が排出されむくみを解消してくれます。

このように、エストロゲンは女性にとってたくさんの良い効果をもたらしてくれます。

エストロゲンは卵胞期から徐々に分泌量が増え、それに伴って子宮内膜も徐々に増殖していきます。排卵期となり、エストロゲンの分泌量がピークに達すると脳から指令が出て、卵巣内にある卵胞から卵子が飛び出します。これが「排卵」です。

子宮内膜はエストロゲンに反応して厚くなっていきます。そして、受精卵を受け入れる準備をはじめるのです。


エストロゲンの働きを最大化させよう

エストロゲンは、女性の心身の健康に良い効果をもたらすだけではなく、正常な月経や妊娠を迎えるための最初の準備をするホルモンとなるため、できればエストロゲンの働きを最大化したいですよね。エストロゲンが不足気味の場合、それを補うには、食事や睡眠など生活習慣の改善が大事になります。


・大豆イソフラボンを摂取しよう

大豆イソフラボンとエストロゲンは分子構造が似ています。そのため、大豆イソフラボンには、エストロゲンの働きを助け、足りないところを補助する効果があります。大豆イソフラボンは、豆腐、納豆、みそ、おから、油揚げなどの食品に含まれています。

しかし、自然のエストロゲンを食品で補うのは基本的に困難です。エストロゲンを直接的に増やすような食材はありませんが、基本となるのはバランスのとれた食生活を心がけることです。


・良質な睡眠をとろう

女性ホルモンは脳の指令を受けて分泌されます。その脳は身体の危機に敏感なため、ストレスにも反応します。脳がストレスを受け取り、身体を危険な状態と判断すると、女性ホルモンが正常に分泌されなくなってしまいます。

つまり、わずかなストレスでもホルモンの分泌が乱れることがあるということです。睡眠不足はストレスの原因となりやすいです。最低でも6時間は睡眠を取りましょう。夜10時〜深夜2時は、女性ホルモンの分泌が活発になります。この時間帯に深い睡眠をとることが理想的です。


・体を温めよう

お風呂に入って体を温めてみましょう。お風呂に入ると、活動時に優位となる自律神経の交感神経が、休息時に優位となる副交感神経に切り替わります。副交感神経は、体を緊張から解放しリラックスさせる神経です。

副交感神経が優位な状態になると、ストレス緩和に効果があるβエンドルフィンや、幸せホルモンとよばれるセロトニンの分泌が活発になります。

ストレスが緩和されて自律神経がスムーズに働くと、臓器血流がよくなってエストロゲンの分泌も活発になります。

 
 

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