排卵日になると出血、原因とは?



目次

・排卵出血とは?

・排卵出血の原因

・正常な排卵出血の量や特徴

・不正出血があったらまずは医師に相談

・生活習慣から行う不正出血の予防


排卵出血とは?

排卵出血)とは、排卵日の前後に起こる出血です。排卵日の数日前から出血し、黄体期に移行するとともに停止する場合が多く、生理と生理の間で起こることから「中間期出血」と呼ばれることもあります。


排卵出血の原因

排卵時に出血が起こる理由は主に2つあります。


排卵の過程による出血

排卵が行われる過程では、卵胞が卵巣の表面を突破(排卵)します。卵巣は破れるため、出血が起こります。


ホルモンバランスの変化による出血

排卵の直前にエストロゲン(卵胞ホルモンである)の分泌量が減ることで子宮内膜が剥がれやすくなり、それにより出血します。こちらが排卵出血の主な理由だと言われており、排卵の後エストロゲンの分泌量が再度増加することで子宮内膜の環境が回復し、出血は収まります。


正常な排卵出血の量や特徴

正常な排卵出血の場合、血液の色は個人差がありますが、出血量や期間に特徴があります。



まずは、少量で下着にごくわずかに付着する程度の出血であること。次に、排卵日の前後に3日以内の出血であること。最後に、毎月ではなく不定期で起こること等です。排卵痛と呼ばれる痛みを伴うこともあり、生理痛と混同される場合もありますが、こちらも排卵後には収束します。


逆に、上記には該当せず、出血量が多量だったり、排卵日の前後とずれていたり、定期的に起こったりしているのであれば、それは正常ではない不正出血かもしれません。


不正出血があったらまずは医師に相談



不正出血があったら、症状を自己判断せずにまずは医師に相談しましょう。生活習慣の乱れによるホルモンバランスの乱れのほかに、子宮器の疾患も疑われます。子宮頸がんや子宮内膜症、子宮筋腫など放置しておくと不妊の原因にもなり、命に関わる症状に悪化するかもしれません。不正出血の症状は個人差があり、安易に「少量の出血だから大丈夫」と判断するのは危険ですのでやめましょう。


生活習慣から行う不正出血の予防

生活習慣の乱れや過度なストレスによってホルモンバランスは乱れやすく、不正出血をおこしやすくなります。不正出血を予防するためにも、普段から以下3つの心がけをしておきましょう。



  • 規則正しい生活を意識する

  • ストレスを上手に発散する

  • 基礎体温の習慣化と婦人科の定期健診


不正出血を予防するには、規則正しい生活が基本です。早寝早起きを心がけ、栄養バランスのとれた食事を1日3食とるようにしましょう。また適度な運動は、自律神経を活性しホルモンバランスを整えるのに効果的です。階段を利用したり一駅歩いたり、ウォーキングや散歩などの運動でも十分効果を発揮します。


ストレスの蓄積はホルモンバランスが乱れる原因になります。趣味を楽しんだり、アロマや入浴剤の香りに癒されたり、こまめにストレスを発散させていきましょう。


そして何より不正出血の予防は、自分の体調を知ることが大切です。基礎体温をつけ、生理周期を把握しましょう。自分の体を知るには、婦人科検診を定期的に受けるのも大切です。早期に病気を発見できれば、早期治療にもつながります。