排卵期に吐き気がおきるのはなんで?



排卵期とは、月経を中心とした約1ヶ月間の周期の中で、生理が始まってから約2週間続く卵胞期の後にある時期で、卵巣にある卵胞から卵子が放出される「排卵」が行われます。基礎体温でいうと、低温期から高温期に移行する期間でもあります。

排卵期特有のホルモンバランスの動きによって、吐き気を感じるのかもしれません。

目次

・排卵期のホルモンバランスの動き

・引き起こされる症状例

・吐き気を感じる場合の対処法


排卵期のホルモンバランスの動き

排卵は、ホルモンの急激な変化を引き起こす現象でもあります。

具体的には、女性の体内では月経の後卵胞期に突入すると、子宮内膜を分厚くし、体温を下げる働きをするホルモン「エストロゲン」の分泌量が増え、基礎体温でいうところの「低温期」に入ります。そして排卵直後からは、子宮内膜の厚みを維持し、体温を上げる働きをするホルモン「プロゲステロン」の分泌量が増え、「高温期」が到来します。


引き起こされる症状例

排卵期には、ホルモンバランスの急激な変化により体に負担がかかることで、体調を崩しやすくなります。また、卵子が排出されるときに卵管を傷つける場合もあり、これによる出血や痛みが発生することも。主な症状としては、以下のようなものが現れます。


・排卵痛

卵子が排出されるタイミングで卵胞が破れ、卵胞液と血液が流出して腹膜を刺激することで発生する痛みです。痛みを生じるという点では月経痛と共通しますが、全く異なる仕組みで起こる痛みです。排卵痛では、片側の下腹部の痛み、引っ張られる・張ったような痛みが特徴で、腰痛が起こる人もいます。


・排卵出血

卵胞が破れた時に血液として流出するものが、排卵出血となります。生理や不正出血と異なり、ごく少量で期間が2,3日と短いのも特徴です。




吐き気を感じる場合の対処法

吐き気を感じる場合は、安静にして楽な姿勢で横たわり、気持ちを落ち着かせます。

お腹をゆっくりとマッサージして胃の動きを落ち着けるのも効果があるでしょう。

睡眠不足を感じる場合は、1週間ほど規則正しい生活をすることも大切です。

「今すぐ吐き気を抑えたい」という場合は、膝の少し下にある「足の三里」というツボや、手を握った時に人差し指と中指が当たる部分に当たる「労宮」というツボを押しても効果が期待できます。


このほか、よく噛んで食べることで胃酸の過剰分泌を抑えたり、胃にやさしい物を食べることで胃をガードしたりしてください。

暴飲暴食や刺激物を過剰に食べるのは避けましょう。