目次
・イライラを溜めないための対処法3選
・イライラしないための思考法
・生理前のイライラの原因はPMDDかも?
・イライラや怒りを感じたら呼吸を意識して!
・人にあたってしまったら
生理前になると、なぜかイライラしてしまいませんか?
イライラしたくないのに自分ではどうしようもなくて、人間関係に支障が出てしまわないか心配です。
今回は「イライラの対処法」と「なぜ生理前にイライラしてしまうのか?」について説明していきます。
イライラを溜めないための対処法3選
ここでは、イライラを溜めないための対処法を紹介します。
運動などで感情を発散させる
運動は体も心もリフレッシュしてくれます。ジムで汗を流すのも良いですが、軽いウォーキングでも効果があります。
運動が苦手な方は、カラオケで大きな声を出したり、感動する映画を観て泣いたり、蓄積された感情を放出させることでもリフレッシュできるのでオススメです。
ポジティブな人と話す
ポジティブな人から、ストレス解消の方法を探ってみてください。会話の中にストレスを溜めないヒントが見つかるかもしれません。
睡眠時間を確保する
疲労が溜まると心に余裕がなくなり、イライラしてしまいます。しっかり睡眠を取ることで疲労をリセットさせてください。
セロトニンを意識した食生活
セロトニンは「ハッピーホルモン」と呼ばれており、幸せを感じるために必要な物質です。
ヨーグルトや納豆、チーズなどの発酵食品を積極的に摂取してください。発酵食品の持つ腸内細菌が、腸内でセロトニンの分泌を促し脳に伝達していきます。
イライラしないための思考法
最後にイライラしないための思考法を紹介します。
マインドフルネス・呼吸瞑想
イライラしないための思考法でオススメなのが「マインドフルネス」です。自分のイライラや怒りを承認することで、自然と感情が落ち着いてきます。
また呼吸に集中する「呼吸瞑想」という習慣をつけることで、自分の内面の状態への理解が深まり、ストレスとうまく付き合っていくことができます。
相手に期待しない
イライラの原因の一つに、相手への過度な期待があります。「なんで分かってくれないの?」「なんでやらないの?」と相手に対して思ってしまっていませんか?イライラするのは相手のせいではなく、自分が過度に期待してしまっているからです。
人間関係で大切なことは「相手の選択・決断を尊重すること」「相手を信じること」です。自分の価値観を押し付けることなく、相手の選択を尊重できればイライラも感じにくくなりますので試してみてください。
生理前のイライラの原因はPMDDかも?
「PMS(生理前症候群)」という言葉を最近よく耳にしますよね。
この「PMS」よりも精神症状が強い状態を「PMDD(生理前不快気分障害)」と呼びます。
「PMS」や「PMDD」は、生理前に女性ホルモンの影響で自律神経のバランスが崩れることから症状が見られます。生理の前後に「イライラする」「涙もろくなる」「やる気がなくなる」などの症状が見られる方は「PMDD」を疑ってください。
イライラや怒りを感じたら呼吸を意識して!
自律神経は自分でコントロールできませんが、呼吸は自分の意思でコントロールできます。ストレスを感じた時は呼吸が浅くなり交感神経が優位になるので、この時に意識的に深く息を吐くと、副交感神経の働きが高まり自立神経のバランスを保つことができます。
深い呼吸が難しい場合は、ため息でも効果があります。ため息は、たまった息を吐き出す無意識的な行為です。ため息を繰り返すことで、少しずつ深い呼吸となり、リラックス効果が高まります。
人にあたってしまったら
「PMDD」は自分で制御できないので、「生理中イライラして、つい人にあたってしまった」という経験をされた方も多いのではないでしょうか?
人にあたらないことがベストですが、もしあたってしまっても、冷静になった時に相手に謝罪して人間関係を修復しましょう。相手が女性であれば、生理前でイライラしやすいと伝えると共感を得られるかもしれません。異性の方、特に異性のパートナーにもホルモンの影響でイライラしやすいことを伝えてみてもよいと思います。
しかし、たとえイライラに対して相手の理解が得られたとしても、自分の中で何がイライラの原因だったかを考えてみてください。もしかしたら「PMDD」の状態でも、回避できたイライラだったのかもしれません。
まとめ
女性にとって生理は毎月くるものなので、イライラの対処法を知って少しでも快適に過ごせるように工夫してみてください。
生理前のイライラは女性ホルモンが原因です。自分を責めず、リラックスして過ごしましょう。