「いつまでも素敵な人生を送りたい」と思うのは自然なこと。歳を重ねるごとに「幸せ」と思う基準は変化しますが、「幸せになりたい」との希望は普遍的です。しかし、何もせずに毎日を過ごしていては、思い描くような生活は送れません。素敵な人生にはプランを立てることが必要です。
そこでこの記事では、ライフプランの決め方についてご紹介します。
目次
・ライフプランはなんで立てる必要がある?
・ステップ①自分の理想の人生、夢を考えよう
・ステップ②ライフイベントを知ろう
・ステップ③年齢と時系列を表にしよう
・ステップ④必要なお金を計算しよう
ライフプランはなんで立てる必要がある?
ライフプランとは
ライフプランは、将来必要となるお金を把握し、夢や希望を実現させるために行います。将来起こりうる結婚や出産、家の購入など人生の希望や計画を時系列に整理し、お金の面で捉えるものです。
ライフプランの必要性
新型コロナウイルス感染拡大により、新しい生活スタイルが定着してきたように、これからも生活は変化すると考えられています。社会の変化が激しいため、ライフプランの重要性がますます大きくなりました。以下はその一例です。
ライフプランを設計するメリット
予め将来起こりうるライフイベントとそれに伴う出費を把握できていれば、今のうちからいくら貯金をすべきか資産運用を検討すべきか整理でき、お金の不安がなくなります。
さらに、これからのライフプランを設計すると自分の人生に向き合うことになります。このままの人生でよいのか、ほかにやりたいことがないのか考えるきっかけになり、より満足した人生を送れるようになるでしょう。
ステップ①自分の理想の人生、夢を考えよう
ライフプランを設定するにあたり、以下の2つを整理してみましょう。
もし、考えにくい方は過去に楽しかったこと、印象に残っていることを思い返し整理するのもおすすめです。当時感じたことは、自分の感情をコントロールする源です。
そして考えるときには、現在取り組んでいることも考えられるとよいでしょう。例えば、仕事や人間関係、趣味などを考慮すると、今後もやってみたい取り組みが整理しやすくなります。
ステップ②ライフイベントを知ろう
ライフプランを考えるうえで大切なのは、今後起こりうるライフイベント。就活・結婚・引っ越し・出産・子どもの教育・介護・住宅購入・老後の暮らしなどがあります。中でも、結婚(子育て)・住宅購入・老後の暮らしは、どれも数千万円の資金が必要となるイベントです。
さらに自分のライフイベントだけでなく、親や配偶者、子供のライフイベントも同時に考える必要があります。例えば子供の結婚式や親の介護費用などが含まれるでしょう。
もちろん、考慮するライフイベントは人によって違いがあってOKです。ただし、それぞれが考えた理想の人生において、見落としがないようにピックアップしておきましょう。
ステップ③年齢と時系列に表にしよう
続いては実際に時系列に沿ってライフプランを設計していきます。自分・親・配偶者・子供など関わる人間の年齢を記入し、避けられないライフイベントから記入していきます。
2022・2023・2024と年代ごとに整理すると分かりやすいでしょう。例えば2022年結婚、2024年出産となれば、子供の成長にあわせ保育園入学、小学校入学など子供の成長の時系列ができます。
次にやりたいこと、達成したいことを記入します。マイホーム購入、家族旅行などがあげられます。
ステップ④必要なお金を計算しよう
最後にライフイベントごとに、実際にかかる費用相場を計算します。ライフイベントの相場はネットで調べられるため、予算を立てるためにも検索しておきましょう。
もし、「老後に田舎に移住したい」となったときに、現在移住に関して補助金を支給している地方自治体もあります。ただし、補助金は地方自治体の予算によって変更する可能性もあるため、あくまで参考に留めておきましょう。
今回紹介したステップはあくまで基本で、他にも必要となる要素はあるはずです。ぜひご自身で検討、調べてみましょう。
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