
生理が近づくと頭が痛くなることはありませんか?その症状はPMSかもしれません。PMSの特徴や、頭痛の対処法をまとめます。
目次
・PMSの原因
・PMSの症状
・頭痛になったら身体を温めよう!
PMSの原因
PMSの原因ははっきりとは分かっていませんが、女性ホルモンの「エストロゲン」と「プロゲステロン」が月経前の黄体期に急激に低下する事で、さまざまな症状が現れると言われています。
PMSは月経が始まる思春期ごろから症状が出始める場合もあり、年齢を重ねるごとに症状が強くなる傾向があります。また20代の頃には憂鬱になりやすい傾向がありますが、30代になると怒りやすくイライラする場合が多くなり、頭痛などのカラダの症状も出てきます。
PMSにも個人差があり、症状がでやすいタイプがあるようです。
「律儀」「我慢するタイプ」「真面目」「完璧主義」「自分に厳しい」などに当てはまる方は注意してください。
PMSの症状

PMSの症状はとても多様ですが、主に下の3つに分類されます。
1.ココロの症状
・普段気にならないことでもイライラする
・なんでもない事で泣いてしまう
・日中眠くて仕方がない
・夜ぐっすり寝た気がしない
・ボーっとする
・憂鬱な気分になる
・なんとなく不安を感じる
2.カラダの症状
・肌が荒れる
・身体がだるい
・胸が張る
・むくみ
・腹痛
・頭痛
・腰痛
3.生活上の変化
・家事や仕事がはかどらない
・集中力の低下
・興味や意欲の減退
・過食
・甘い物が食べたくなる
PMS症状の種類や変化

PMSは月経が始まる思春期ごろから症状が出始める場合もあり、年齢を重ねるごとに症状が強くなる傾向があります。20代の頃には憂鬱になりやすい傾向がありますが、30代になると怒りやすくイライラすることが多くなり、頭痛などのカラダの症状も出てきます。ライフステージによっても女性ホルモンから受ける影響は変動するため、PMSの症状は固定的ではなく、変化するといわれています。
月経前の頭痛対策としてできること

・身体を温める
体を温めるのが有効です。
お風呂に肩までゆっくり浸かってみましょう。緊張がほぐれて血管が拡張し、血流が回復します。
・筋肉を動かす
首から肩の筋肉を動かすのも効果的です。軽いストレッチや筋トレを毎日の習慣に取り入れることも効果的です。
・頭痛薬を服用する
なお、頭痛薬を飲むのも効果的ですが、月に15日以上頭痛薬を飲むようになると「薬物乱用頭痛」を発症している可能性があります。
もしも慢性的に頭痛があり、頭痛薬が手放せない場合は薬物乱用頭痛の治療実績がある病院を受診するのがおすすめです。