目次
・片頭痛の特徴ってどんなもの?
・片頭痛の早期チェック
・片頭痛が起こったらどうしよう?
片頭痛の特徴ってどんなもの?
片頭痛は、血管が拡張する事でズキズキとした拍動性の痛みが生じます。主に、こめかみから目のあたりが発作的に痛むのが特徴です。痛みは4時間から数日間持続し、片側に痛みが生じるケースが多くみられますが、場合によっては両側に痛みを感じる事もあり、痛みが生じると光や音に敏感になります。
片頭痛は女性ホルモンとの関連があるため、20~40代の女性に多く起こりやすい頭痛です。
症状には以下のものが見られます。
・目がチカチカして、ギザギザした光が見える
・片側あるいは両側がズキズキと激しく痛む
・吐き気を伴う
・頭痛の最中に頭の位置を変えると痛みが悪化する
上記のような症状が見られる片頭痛は「典型的片頭痛」と呼ばれています。
また前触れが無く、頭全体が傷む片頭痛は「普通型片頭痛」と呼びます。
片頭痛の早期チェック
・予兆
片頭痛には数時間から1~2日前に、「予兆」が現れる場合があります。予兆は5人に1人(約20%)の割合でみられ、必ずしも現れるわけではありません。
予兆には以下のものがあります。
情緒不安定
気分がすぐれない
あくびを繰り返す
胃が気持ち悪い
空腹を感じる
むくみ
・前兆
視野の中にチカチカと光が見える現象を「閃輝暗点」と呼びます。人によっては「稲妻みたい」「ギザギザした光」など見え方は異なります。
多くの場合、数分から数十分程度続き、治まった後に片頭痛が生じる事があるので「片頭痛の前兆」と言われています。
片頭痛が起こったらどうしよう?
・患部を冷やす
痛みを感じた場合は安静になり、冷たいタオルや保冷剤などで患部を冷やしましょう。
・横になって目を閉じる
また、動いたり視覚的な刺激を受けると頭痛が酷くなる恐れがあるため、
頭痛を感じたら横になって目を閉じ、情報を遮断するのがおすすめです。
・軽度の場合はカフェインを摂取する
カフェインは血管を収縮させる効果があるため、軽度の片頭痛であれば紅茶やコーヒーなどのカフェイン飲料を摂取する事により症状が落ち着くこともあります。
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