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不妊治療の基本を知って正しい妊活を行おう!


不妊治療といっても治療内容はさまざまで、女性・男性それぞれの症状に合わせて医師より治療内容を提案されます。そこでこの記事では不妊治療の基本的な流れや治療内容をご紹介しています。

目次

・そもそも不妊ってどんな状態?

・不妊治療には種類がある

・主な不妊治療を紹介

・不妊治療の始め方

そもそも不妊ってどんな状態?

日本産婦人科学会の定義によると、「不妊」とは、「妊娠を望む健康な男女が避妊をしないで性交をしているにもかかわらず、一定期間妊娠しない」状態です。一定期間とは1年が一般的とされ、1年以上妊娠しない場合は不妊と診断されています。

不妊治療とはこのように一定期間不妊状態にある夫婦が、妊娠を希望し医学的治療を受けることをいいます。不妊の原因は女性・男性にかかわらず両方に可能性がありますが、かならずしも不妊の原因が特定できるとは限らないのです。


不妊治療には種類がある

不妊治療は「一般不妊治療」と「高度生殖医療」の2種類があります。一般不妊治療とは、自然に受精する確率を高める治療を施すもので、タイミング法・ホルモン療法・人工授精などがあります。

一方高度生殖医療とは体外受精・顕微鏡受精などがあり、高い技術によって人工的に直接受精させる治療法です。最初は基本的な治療を行ない、妊娠しない場合には高度な治療へとステップアップしていきます。


主な不妊治療をご紹介

不妊治療には種類があり、まずはタイミング法からスタートします。それでも妊娠しなければ、ホルモン療法・人工授精に進み、医師の診断によっては体外受精や顕微鏡受精をすすめられることもあります。


タイミング法

タイミング法とは、排卵日を推測し性交を促す治療方法です。超音波検査・ホルモン検査・頸管粘液検査などから排卵日を推定し、排卵日の2日前から排卵日までに性交を行ない妊娠率を高めます。この治療は女性に排卵があり卵管が通っていること、男性は精子が正常であることが前提となる方法です。


ホルモン療法

ホルモン療法とは、排卵誘発剤を用いて卵子を発育させ、排卵を促す治療方法です。排卵が不規則の方・無排卵の方・多嚢胞性卵巣症候群にかかっている方が治療することが多い方法です。

妊娠率を高める効果があるため、自然に排卵が行なわれている方にも多く施されています


人工授精

人工授精とは、子宮内に直接精子を送り込み、精子が卵子に到達する可能性を高める治療方法です。事前に採取した精液から状態のよい精子を選び、注入器を用いて子宮に直接注入します。

タイミング法に比べ妊娠率が高まると同時に、精子の状態が悪い・頸管粘液の分泌が少ない・勃起や射精がうまくいかない体質の方にも有効な手段です。


体外受精

体外受精とは、卵子と精子を体外に取り出し培養液の中で受精させ、受精した受精卵を子宮に戻す治療方法です。人工授精に比べ卵子に精子が届きやすく、受精卵の選別も可能なためより妊娠率が高まります。

卵管性不妊・乏精子症・精子無力症が原因による不妊症の方や、年齢が高くなると妊娠しにくくなるため35歳以上で受ける方が多い治療方法です。


顕微受精

顕微鏡受精とは、細いガラス針の先端に1個の精子を入れ、顕微鏡を確認しながら卵子に直接注入する治療方法です。質のよい精子を選抜し直接細胞質内に注入するため、体外受精よりもさらに妊娠の可能性は高まります。

体外受精がうまくいかなかった場合に適用される方法で、重度の乏精子症・精子無力症によって体外受精では受精が難しい方の治療方法としても用いられます。ただし、リスクとして卵巣過剰刺激症候群や染色体異常が発生する可能性もあるといわれている治療方法です。


不妊治療の始め方

不妊治療を始めるには、まず不妊治療を専門に行なう病院やクリニックを受診しましょう。不妊の原因を特定するまでにさまざまな検査があり、結果がわかるまで数ヵ月かかることもあります。気になる方は早めの受診がおすすめです。

不妊治療は男性の協力が必要不可欠です。男性の検査もあるため、産婦人科を受診するときはパートナーと一緒に行きましょう。

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