妊活中の排卵期のカラダ
- 株式会社 Flora
- 2022年11月24日
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排卵期のカラダの特徴
排卵期とは、排卵日の前後を指し、おおよそ前の生理開始から14日後が排卵日となります。妊活中の皆様の中には基礎体温を記録されている方も多くいらっしゃると思いますが、排卵日の前後には基礎体温がガクッと下がります。最も妊娠の可能性が高いのがこの排卵期付近です。
具体的には排卵日何日前がベスト?
妊娠のための性交を試みるなら、排卵日の2日前が性行為のベストタイミング、次いで排卵日前日です。
女性体内での精子の寿命は約36時間〜48時間、排卵後の卵子の寿命は24時間といわれています。たとえ排卵日前に性交渉をおこなっても、子宮内で精子は2日〜3日は生き続けているのです。そのため、寿命の長い精子が先に子宮内で待機し、排卵を迎えると妊娠の確率が高まります。
しかし厳密に排卵日を予測するのは難しいので、あまり神経質にならずに排卵日の周辺を狙うようにしましょう。
妊娠しやすい排卵期、どう過ごせばいいの?
バランスのとれた食事をとろう
妊娠中は胎児の成長のため、タンパク質・ミネラル・ビタミンなどを多く摂取する必要があります。そのため、妊娠前から体を十分な栄養で満たす必要があります。
▼妊活中に摂りたい栄養素

特に葉酸と鉄分の摂取に関しては、厚生労働省も妊娠前からの摂取を推奨しています。これらの食事を1日3食、バランスよく摂取できるようにしましょう。
生活リズムを整え、体のリズムとホルモンを整える
ホルモンは体内時計のリズムに合わせて分泌されます。深夜遅くまで起きていたり、昼間までダラダラ寝ていたりメリハリがない生活は体内リズムが乱れ、ホルモンの作用に影響します。なるべく毎日同じ時間に起床・就寝を心がけ、同じ時間に食事を摂るように意識すると体内時計も安定します。
適度な運動でリフレッシュする
適度な運動は全身の血流をよくし、自律神経を整えやすくします。20分〜30分の運動はストレスホルモン「コルチゾール」の分泌を抑えてくれる効果があり、リフレッシュになるでしょう。中でも気軽にできるウォーキングがおすすめです。ホルモンの分泌が整い、幸せホルモンとよばれる「エンドルフィン」も分泌され、不安な気持ちも解消します
体を温める
体が温まると子宮に血液が行き届き、酸素・栄養が十分に届くと卵巣の機能は高まります。日中は温活グッズを活用し、カイロ・腹巻などで内臓を温めましょう。夜はできるだけ湯船につかり体を芯から温め、日中は温かい飲み物で体を冷やさないようにしましょう。
