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妊活にマイナスイメージを抱きがちな理由
妊活中におすすめのマインドセット
妊活をする方は年々増えている一方で、妊活にしんどさや大変さを感じる人も増えています。「妊活をやめてしまいたい」と悩んでいる方も決して珍しくはありません。この記事では、妊活がしんどくなりがちな理由や、マインドセットの方法などを解説します。妊活にプレッシャーを感じている方は、参考にしてください。
妊活にマイナスイメージを抱きがちな理由
妊活は赤ちゃんを授かるための大切な活動です。しかし、妊活をしているうちにマイナスな感情が強くなってしまう人も決して珍しくはありません。なぜ、妊活にマイナスイメージを抱きがちなのか、ここではその理由を解説します。
妊活はしんどくなりがち
妊活は、「必ず成功しなければ」というプレッシャーがかかりがちです。時代が移り変わり男女共働きが当たり前となった現在でも、結婚すれば「子どもはまだか」と聞かれてしまいます。結婚して一定期間子どもができないと、白い目で見られることもあります。そんなときに「妊活をします」と宣言すれば、次に期待されるのは「いつ妊娠するのか」です。時が経つにつれて、プレッシャーも強くなりがちです。
パートナーや身近な人とのコミュニケーションもギクシャクしがち
妊活をしていると、「妊娠」がどんなときでも最優先事項になりがちです。妊活をしていると「同年代の妊娠の報告に素直に喜べなくなった」というケースもよくあります。喜ばなければと思うほど、気持ちが後ろ向きになってしまうこともあるでしょう。
また、パートナーとの関係もギクシャクしがちです。妊娠するには、セックスをしなければなりませんが、妊活をするとセックスが「妊娠のための手段」だけになってしまいがち。パートナーとのスキンシップは二の次、三の次になってしまったというケースもあります。
妊活中におすすめのマインドセット
妊活は、自分を幸せにする手段ですが、いつのまにか妊娠すること自体が目的となり、妊活がストレスになってしまいがちです。ここでは、妊活中に前向きになる方法を紹介します。
過去を振り返らず、いまを重視する
現在は、女性も仕事でキャリアを求めることが多くあります。大学を卒業し、仕事でキャリアを積んでいくと、妊活を始めるのが30才を過ぎてしまうことも珍しくありません。
女性の妊娠適齢期は20才~30才といわれており、30才を超えるとどうしても妊娠する確率も下がってきます。そのため、「なぜもっと早く妊活を始めなかったのか」と後悔することもあるでしょう。しかし、時間は巻き戻りません。過去を振り返らず今の頑張りを褒めてあげましょう。
今、自分が妊娠に向けて頑張っていることを洗い出して自分をほめる
妊活がうまくいかないと、自分を責めてしまいがちです。「なんでこれをしなかったのか」「もっと頑張れば良かった」など、できなかったことをあげて後悔することもあるでしょう。
しかし、できなかったことを列挙して責めても何の進歩もありません。それよりも「自分はこれだけがんばった」とやってきたことを挙げて、自分を褒めてあげましょう。その方がストレスがかかりません。
子どもがいることだけが幸せじゃない
妊活をする際に心に留めて置きたいことは、誰しも100%妊娠するわけではないということです。どれほど努力しても、子どもが授からないこともあります。しかし、子どもがいれば必ず幸せになるわけではありません。パートナーと2人で幸せな人生を全うする人も多いです。
妊活をすすめていくうちに「子どもを授かること」だけが目的になってしまいがちですが、子どもを授かってからがスタート。子どもができなくても人生は捨てた物ではない、と考えることが重要です。
パートナーや身近な人と協力しよう
妊活は、女性だけが頑張ってもうまくいきません。パートナーや親、兄弟、友達などと協力することが大切です。また、妊活がうまくいかないと「どうして自分だけが」と思いがちですが、そうなったら気分転換をしましょう。思い切って妊活をお休みしてみるのもいいですね。「妊娠すること」に生活の全てをつぎ込んではいけません。人生を楽しむことを最優先に考えましょう。