ミレーナやピルが妊活に効果的?理由と使い方



目次

・ミレーナ(IUS)とは?

・ミレーナを使用するには

・ピル(OC)とは?

・ピルを使用するには

・まとめ

妊活を始めるタイミングを決めるのは難しいことです。キャリアとの兼ね合いや子どもの年齢差など、考えてもなかなか答えが出ず困っている人もいるのではないでしょうか。


出産のタイミングは自分達で納得して決めたいご夫婦も多いことでしょう。今は夫婦の時間を大切にして、子どもはそのあとでという場合もあります。


妊活に興味はあっても、具体的なことはまだ計画中という方もいるでしょう。妊活の段階は人それぞれです。そこで今回は、「いつかは子どもを持ちたいけれど今はまだ」という方に向けて、避妊に効果があるミレーナとピルについてご紹介します。


ミレーナ(IUS)とは?

ミレーナは避妊具の一種で、子宮内に装着します。IUSや避妊リングとも呼ばれている、T字型の小さな器具です。レボノルゲストレルという女性ホルモン(黄体ホルモン)が、器具から放出され、避妊効果があります。


産婦人科で診察を受け、子宮の中に挿入します。一度入れたら5年間は避妊効果が持続しますが、妊活を始めたいとなればその時にすぐ抜去することができます。


ミレーナを挿入していても卵巣から排卵しますし、タイミングが合えば受精もします。しかし、ミレーナから放出されるホルモンによって子宮に受精卵が着床しないので、妊娠は回避され避妊となります。


ミレーナは避妊効果だけではなく、生理痛を緩和する効果もあります。子宮内膜症・子宮筋腫・子宮腺筋症などが原因の、貧血や月経困難症の改善にも使用されます。避妊目的の使用では保険適応外となりますが、月経困難症や過多月経の治療での使用の場合は保険適用となります。


ミレーナを使用するには

ミレーナを希望する場合は産婦人科で診察を受けましょう。多くの場合、術前に検査などがあります。もし生理痛などで困っている場合は一緒に相談するとよいです。


ミレーナの装着は生理中(3日~7日目)に行います。出産の経験がある場合は、子宮口が開いているため、ほとんど痛みを感じず、短時間で装着可能です。また、出産の経験がない方でも月経終了直前は子宮口が他の時期より広がっているため、挿入が比較的容易です。


ピル(OC)とは?

ピルとは経口避妊薬のことです。卵巣でつくられる卵胞ホルモンと黄体ホルモンの2つが主成分で、これら女性ホルモンの作用を利用して、妊娠を防ぐ薬です。


毎日1回服用し、女性ホルモンの量を調整し、生理や妊娠を安全にコントロールします。


服用をやめれば1~3か月後には排卵周期に戻ります。妊娠のしやすさや胎児の成長に悪影響を及ぼすことはありません。


ピルもミレーナ同様、月経困難症や過多月経の治療にも用いられます。月経痛や経血の量が減少するだけでなく月経の周期も整うので、クオリティオブライフを向上させることができます。


ピルを使用するには

ピルは主に産婦人科を受診して診察を受けて処方してもらい内服します。最近はオンライン診療で処方してもらえる病院も増えてきました。

副作用としては、悪心、嘔吐、不正出血、頭痛、乳房の張りなどマイナートラブルと呼ばれるものがあります。飲み始めに出現することがありますが、2〜3ヶ月飲み続けるとほとんどが軽減します。


まとめ

いつかは妊活をしようと考えていても、タイミングを迷っている人はたくさんいるでしょう。キャリアなどの人生設計や家族計画を考える上で出産のタイミングは重要です。もうしばらくは避妊をと考えているなら、ミレーナやピルの使用も選択肢に入れましょう


どちらも避妊効果だけではなく、経血量が減るなど生理によるストレスが軽減されます。さらに、妊活の開始には悪影響はないため、安心して使用することができます。興味がある方は産婦人科で一度相談されてみてはいかがでしょうか。