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デリケートゾーンケアが必要な理由とやり方


目次

・デリケートゾーンケアはどうして重要なの?

・そもそもデリケートゾーンとは?

・デリケートゾーンのあるあるトラブル

・デリケートゾーンケアはどうすればいい?

デリケートゾーンケアはどうして重要なの?

パートナーや好きな相手には素敵な自分を見てもらいたいと願う人は多くいるのではないでしょうか?特にデリケートゾーンは普段周りに見られるところではないから、と疎かにしてしまう人もいるかもしれません。しかしデリケートゾーンを清潔に保つことは重要なことです!


なお、こうしたケアでは相手の評価を気にすることもあるかもしれません。しかし相手のためではなく、自分のためにケアをする、と思うようにしましょう。その方がポジティブな気持ちになれるのではないでしょうか?


そもそもデリケートゾーンとは?

デリケートゾーンとは、女性の体前面にある恥丘から肛門にかけての範囲を指します。この範囲が「デリケート」と呼ばれるのにはいろいろな理由があります。

まずデリケートゾーンの皮膚は他の部分と比べてとても薄いです。メイク関連の情報で「まぶたの皮膚は薄いから気を付けて」という言葉を見たことはありませんか?薄いと言われるまぶたの皮膚が0.12-0.2㎜なのに対し、デリケートゾーンは0.08-0.16㎜とさらに薄いことがわかります。


次に普段は下着や衣服に覆われており、通気性が低いため蒸れやすいです。特に生理用ナプキンやおりものシートを付けているときにはより蒸れやすく、こすれも発生します。


また、デリケートゾーンには恥丘や肛門、膣、クリトリスなどいろいろな器官があり、入り組んだ構造をしています。注意して洗わないとキレイに洗いきることができない構造となっています。


デリケートゾーンのあるあるトラブル

デリケートゾーンのトラブルは人に相談しにくい話題かもしれませんが、実は約2人に1人がデリケートゾーンにトラブルを抱えています。決して珍しいことではありません。皮膚が薄い、蒸れやすい、構造が複雑、といったデリケートゾーンの特徴からデリケートソーンは蒸れやかゆみなどの肌トラブル、においなどが発生しやすいです。


デリケートゾーンケアはどうすればいい?

デリケートゾーンのケアを清潔に保つことが重要です。そのために重要なポイントをまとめます。


1,デリケートゾーンを正しく洗う

デリケートゾーンの皮膚は薄いのでボディタオルでごしごし洗うのではなく、指の腹などを使って優しく洗うようにしましょう。


まずVゾーンと呼ばれる前面のアンダーヘアの生えている部分をマッサージするように洗います。次にIゾーンと呼ばれる尿道口、膣回りのひだの部分を上下になぞるように洗います。最後にOゾーンと呼ばれる肛門周辺を円を描くように洗います。

2,デリケートゾーン専用グッズを使う

ソープや保湿クリームなどデリケートゾーン専用グッズが多く売っています。もちろん普通のボディソープやボディクリームを使うことでも効果はありますが、よりデリケートゾーンにやさしいものを使うことが効果的です。


一般のボディソープがpH9.0-11.0のアルカリ性なのに対し、デリケートゾーン専用グッズは一般にpH5.0-7.5の弱酸性から中性です。デリケートゾーン専用として売られていなくてもpHを参考に選ぶこともできます。


3,アンダーヘアを整える

アンダーヘアを整えることによって蒸れを防ぐことができます。アンダーヘアの毛量が多いと、通気性が悪く雑菌が繁殖しやすくなってしまいます。特に生理のときには経血が付いてしまうこともあります。アンダーヘアが皮膚にあたってかゆみの原因にもなります。


自分でケアする際にはアンダーヘア専用のヒートカッターやトリマーを使って皮膚を傷つけないようにしましょう。アンダーヘアをすべてそってしまうことには抵抗がある人も、まずはIラインやOラインを整えることがおすすめです。


実は海外ではアンダーヘアを好きな形に整えることが一般的になっている国もあります。アンダーヘアを整えることで、選べる下着や水着の幅が増えたり、パートナーに喜んでもらえたりするかもしれません。


デリケートゾーンのケアは衛生面でも美容面でもよいことがたくさんあります。まずは今日のお風呂で丁寧に洗うことから始めてみませんか?

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