生理中は「月経小屋」へ!?日本の生理の歴史を解説!


生理中は「月経小屋」へ

一昔前はより生理に対するタブー視が現在とは比べられないほど強く、生理中の女性は嫌われていました。平安時代では中国から「月経禁忌(タブー)」の慣習が伝来し、日本の宮廷から仏教界、そして貴族へと広がりました。月日を経て江戸時代では庶民の暮らしにも浸透し、生理中の女性は家族と食事を別にする「月経小屋」に隔離されていました。明治時代に「経禁忌」が廃止されるも「月経小屋」は1970年代まで存在しており、生理に対する偏見は日本社会に強く根付いていました。


明治に初の生理用品が誕生

明治時代には初めて生理用品が誕生し、布製のT字帯(Tの形をしている布)の股部分にゴムを貼り、脱脂綿をに当てて履く「月経帯」が開発されました。それまでは粗末な紙を膣に詰めたりしていたため、「月経帯」の登場により多くの女性を子宮の病気から防いでくれました。そして1961年には、初の日本製使い捨てナプキンが登場し、使い心地の良さから大反響を呼ぶ商品となりました。その後は現在も生理用品を製造しているユニ・チャームや花王などがナプキンの厚さや吸収力の改良を重ね、様々な生理用ナプキンを誕生させています。


生理に対する価値観の変化

今と昔を比較してみると、世の中の生理に対する価値観が大きく変化してきました。企業が製品開発を進めて女性の暮らしに貢献するだけでなく、学生主体での生理に関する活動を行っている団体も増えており、高校や大学での生理用品無料設置や生理用品の寄付を行っている団体もあります。今や女性のみならず、男性も一緒に活動することにより「社会全体の問題」として捉え、共に解決していくという考えが少しずつですが広まっているように感じます。


まとめ

日本は「月経禁忌」が蔓延していた時代と比べると確実に生理に対するイメージは徐々に改善されていますが、未だに多くの課題が残されています。実際に生理休暇を導入している企業でも「生理を理由に休みずらい」と考える女性が多く、取得率は5%〜7%にしか満たないのも確かです。今後も生理にまつわる課題に対して声を上げていける社会作りを性別関係なく、作り出せていければと思います。


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