演説中に女性の胸を触る?「票ハラ」について



目次

元知事が女性にセクハラ

政治回で横行する「票ハラ」

本当にセクハラなのか

まとめ



元都知事が女性にセクハラ

日本維新の会の猪瀬直樹・元東京都知事が新人女性候補の応援演説中に胸や肩あたりを複数回触り、その様子が映された動画がネットで拡散されました。猪瀬氏は「軽率な面があった」として自身のツイッターにて謝罪しており、女性議員はこれらの行為に対して実際の接触は無いとし、「気にしていなかったので、誠実な対応だと思います。」との見解を出しています。しかしネット上ではこのようなセクハラ行為は「票ハラ」として大きな批判が集まりました。


政治界で横行する「票ハラ」

有権者が票を入れるかわりに候補者にセクハラやパワハラをする事を「票ハラ(投票ハラスメント)」と言います。政治家間の「票ハラ」が起きているように、一般の有権者からのハラスメントも多く報告されています。有権者からのハラスメントでは、初めて選挙に立候補した女性候補が、握手の際に執拗に手を握られたり、抱きつかれたりするなどのセクハラが日常的に起きています。身体を同意なく触る事以外にも、「候補者と有権者」という権力関係を利用して電話番号や個人情報を聞く行為などのハラスメントも「票ハラ」に当たります。実際に内閣府が実施したアンケートによると、地方議員が有権者や支援者からハラスメントを受けた事がある割合が女性は57.6%にまで上り、男性議員は32.5%もの人が被害に遭っています。女性議員の方が被害に遭う確率が高く、同意のない身体的な接触などが多いことが報告されています。


本当にセクハラなのか

今回の猪瀬氏の件に関しては実際に被害に遭った女性候補の方は「気にしていない」と言及をしていますが、それを聞いた上で世間はセクハラが無かった事として扱っていいのでしょうか。しかし猪瀬氏と女性候補者は権力関係にあり、上記で述べた通り実際に猪瀬氏に抱く気持ちを口にするのは非常に難しい状況かと思います。中には実際に当事者が気にしていないため、セクハラではないとして「世間が気にしすぎ」などの意見もありました。しかし女性候補の方が気にしていなかったとしても本人の同意なしにパーソナルスペースに手を出すという猪瀬氏の行為自体が「票ハラ」に対する意識の低さを物語っているのではないでしょうか。


まとめ

今回の件のみならず、政治界での「票ハラ」はニュースで度々報道されています。国の権力を握る政治家がセクハラや性的加害をする状況は国としてどうなのでしょうか。また、政治界以外でも権力を持っている人によるセクハラ・パワハラはどの業界でも起こりうる事です。今一度、自分が加害者になっていないか、そして被害に遭った際どうすればいいか考えるべきだと思います。


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