卵胞期だって妊娠できる!?



「タイミングを計るなら排卵日」と思いがちですが、実は妊娠を望むなら排卵日前がおすすめです。ベストなタイミングをみつけ、受精を成功させましょう。


卵胞期も実は妊娠可能性が高い!


卵胞期は、月経が終わり赤ちゃんを迎える準備期間。新たな卵子を育てています。卵子の成長とともに、子宮内膜が厚くなり子宮内では妊娠の準備をはじめています。

妊娠のための性交を試みるなら、「排卵日当日がベスト」と思われがちですが、一般的に妊娠しやすい時期は卵胞期の後半から。つまり、排卵日の3日前〜排卵日の翌日までの5日間といわれています。とくに排卵日の2日前〜当日が最も妊娠しやすい性行為のタイミングです。


精子は卵子よりも寿命が長く、女性体内での精子の寿命は約2日〜3日、排卵後の卵子の寿命は1日です。たとえ排卵日前に性交渉をおこなっても、精子は2日〜3日は生き続けているため、排卵した卵子と胎内に到達した精子が受精・着床し妊娠が成立します。むしろ、寿命の長い精子が子宮内で待機している方が妊娠の可能性は高まるのです。


妊娠の確率を高めるためには、性行為の回数を増やしましょう。排卵日だけを狙うのはリスクがあり、妊活のストレスが発生する原因にもなります。その理由を見てみましょう。


性行為の回数は多い方が効果的

排卵日だけタイミングを図るのではなく、妊娠の可能性は性行為の頻度が多いほど上がるといわれています。医師によっては、月経が終了したら排卵日まで毎日性行為するように促すケースもあるようです。それほど、性行為の回数は大切なのです。


しかし、妊活中とはいえ毎日の性行為は仕事などの関係もあり難しい夫婦も多いでしょう。中にはパートナーに配慮し過ぎて、排卵日を伝えにくくなり神経を擦り減らしてしまう方もいます。そこで効果的な方法は、月経終了後から排卵日まで2日〜3日おきにタイミングをとる方法です。精子の寿命は2日〜3日あるため、精子が常に女性の体内にあり、どのタイミングで排卵しても受精できる状態にあります。定期的に性行為を重ねた夫婦の妊娠確立は85%といわれています。


大切なのは、「排卵日に絶対にタイミングをとる!」と構えないこと。神経質になりすぎるとストレスを感じ、母体に影響がでます。定期的にタイミングをとり、妊活をプレッシャーに感じないようにしましょう。


排卵日には個人差がある!

性行為の回数を重ねた方がよい理由はほかにもあります。排卵日には個人差があり、必ずしも月経開始から14日前後に起こるとは限らないのです。14日はあくまで目安であり、月経開始から早いと11日程度で排卵する方もいれば、14日以上時間がかかる方もいます。


もし排卵までに時間がかかる場合は、妊娠の可能性が低くなると同時に卵子の質も低下する可能性があります。もし排卵日が14日よりも遅れている場合は、産婦人科を受診してみましょう。



生理周期を理解して卵胞期に性行為をしましょう!

先ほどから排卵日を基準に妊娠の可能性をお伝えしましたが、そもそも卵胞期がいつなのか分からないと性行為のタイミングも図れません。まずは排卵日の予測方法をご紹介します。



基礎体温表をつける

生理の周期によって基礎体温は変化します。月経期と卵胞期は低温傾向にあり、排卵日を境にして黄体ホルモンの影響で高温期に入ります。排卵期前は低温期ですが、排卵に向け直前でさらに基礎体温が下がるポイントがあります。その前後1〜2日が排卵日です。


排卵日検査薬で調べる

排卵日が近づいてくると、黄体ホルモンの分泌量がピークに達します。ピークに達してから10時間~40時間以内に排卵すると予測できます。検査方法は、スティック状の検査薬に尿をかけるだけ。尿に含まれる黄体ホルモンに反応し、黄体ホルモンの分泌量を測定します。近日中に排卵するのか、もしくは排卵してしまったかが検査で分かります。


排卵のタイミングが分からない場合は、産婦人科や不妊治療専門の医療機関を受診しましょう。エコー検査で卵胞をチェックし、排卵のタイミングを確認できます。妊活は排卵日のチェックからスタートです。